不況時に転職活動を行う場合には、企業側に即戦力となる
社会人としての経験やスキルを持っていることが不可欠です。
不況時は企業側としても目先の企業利益確保が最優先課題であり
将来的な視点での人材育成は二の次になる傾向があるからです。
従って第2新卒者のような年齢による将来性だけがアドバンテージ
というケースは転職事情は不利になるでしょう。
それでは、不況時の転職において、転職者を採用する企業側は
どのような人材を求めているのでしょうか。
かつて日本が高度成長期にあり、経済も右肩上がりが約束され、
終身雇用が一般的だった時代には、転職は一般的ではなく、
ひとつの会社に長く勤めることが美徳とされてきました。
そのような観点から、転職の際には転職回数が多いことは不利
とされる風潮もありましたが、現在は状況は変わっています。
不況時に企業側が求める人材は何といっても即戦力です。
であるならば、転職希望者も、1社のみでの勤務経験となると
様々な場面にフレキシブルに柔軟な対応ができるかどうか
という観点でビジネススキルに疑問符が付くことになるからです。
これからの転職市場で有利になる企業側が求める人材とは、
様々な場面での業務経験という座標軸と、
規模の異なる様々な企業や部署を経験したという座標軸の
双方を併せ持つ人材だといえるでしょう。
例えば事務職でいうならば、旧来の稟議書の根回しなど、
社内調整・社外調整のコミュニケーション力がある一方で、
ベンチャー企業の即断即決力も併せ持つような人材です。
そのような企業側にとって即戦力と判断される人材であれば
転職の際には第2新卒の年齢が若い人より相当有利になります。
今後の中途採用基準では、30歳代前後でスキルのある人材が
評価が高くなる傾向が続くでしょう。
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